73.我が友ジャン・ムーラン

TLTSA73

午前、MRI検査。異常なしを確認するための検査。
午後、税理士さんの打ち合わせ。確定申告作業はほぼ終了。今年は例年以上に早く終わって良かった。
解放感からスタッフYと本日発売のユニクロ-ルメールを見物に行く。日本の汗ダラダラの夏にちょうど良さそうな服多し。黒澤明の映画に出てくる女のひとが夏のシーンで着てそうなワンピースもあった。

部屋に戻り、机に向うも原稿はかどらず、諦めて、ベッドに入り、ピエール・ムニエ著『我が友ジャン・ムーラン』の続きを読む。薄い本だからすぐに読み終わると思ったのに、なかなかハードルが高い本。手こずっている。
この本は、私がフランスにいたとき、シャルトルに遊びに行き、ドゴールの片腕として活躍したレジスタンスの英雄ジャン・ムーランがシャルトル(含む県の)の知事だったと知り、それをきっかけに彼に興味を持ち、手にとった。でも、内容的には、どちらかというとジャン・ムーランのひととなりではなく、フランスのレジスタンス史に絡むピエール・ムニエの証言集になっていて、フランスの抵抗活動に関する知識がないと少し難しい。
読んでも読んでも知らないことがたくさんあるなあ、という感想を抱きつつ、読了、就寝。