15.CHICAGO

TLTSA15

ミュージカル『CHICAGO』の初日、ご招待いただいたのでシアターオーブへ。黒いラメ入りのウールのチャイナドレスにGUCCIの今年のバッグ。劇場は多少派手なお洒落をしても浮かないところが好き。
『CHICAGO』は98年のリヴァイバル版の初来日から、かれこれ6、7回は見ているけれど(ロンドンでも観た)、最初の来日キャストが全体としては一番上手かったな気がするのは気のせいだろうか。

今回はロキシー・ハートを、NHKのドラマ『マッサン』のエリー役で有名になったシャルロット・ケイト・フォックスが演じていた。しかし、顔がかわいいのはいいとして(ロキシー・ハートにしては顔が清純すぎると思うのだけれど)、ブロードウェイキャストのヴェルマ役の女性との間に力量の差がありすぎたのが残念だった。表現が貧相というか。ラストでは、ロキシー、ヴェルマに全然ついていけなくて何を踊っているのかすらわからなかったし・・・。
それでも!ミュージカルを初めて観るひとがいるなら、私は『CHICAGO』を薦めます。無条件に楽しいから。フォッシースタイルと言われるボブ・フォッシーの振り付けもかっこいいしね。

ちなみに、それだけの回数観ている『CHICAGO』だけど、小西(康陽)さんやマネージャーのYくんに言わせると、悪徳弁護士のビリー・フリンを河村隆一さんが演じたときが最高だったそう(河村さんが)。私はちょうどその頃、海外で暮らしていたので、その公演は見逃している。もう一度、是非是非河村隆一さん、ビリー・フリン役にカムバックしてください。河村さんのビリー・フリン、観たいです!